1988年8月、佐藤氏はJBBステビア研究所を設立し、農業用のステビア濃縮エキスの用途開発を行うと共に農業資材の販売を開始しました。
このステビア濃縮エキスを使って栽培したコメ、果物、野菜は味が良くなった、一昔前の味に戻った、日保ちが良くなった、そして家畜の発育が良くなった、受胎率が大幅に向上した、肉の品質、味、色が良くなったと大変な評判を呼び、ステビア濃縮エキスを使った農法は全国に着実に広がっていきました。
さらに、同時に安全性の確認をするためにステビア濃縮エキスを公的試験機関に依頼して成分の分析など数多くの試験を行い、安全性や有効性を確かめました。
すると、それらの安全性を知った農家の人達が、これだけ家畜や農作物に良いのだから人間にも良いはずだと、自分たちの判断でステビア濃縮エキスを飲んだり、皮膚につけたり、お風呂に入れたりし始めたのです。
その結果、アレルギー・アトピー・ぜん息が改善されたり、治ったり、糖尿病・慢性肝臓病などがよくなったなど、数多くのうれしい報告がJBBに寄せられたのです。
こうした中で、ぜひステビア濃縮エキスを健康分野で商品化してほしいとの要望が数多く寄せられ、1990年にステビア濃縮エキスの健康ドリンクを、1991年に化粧品を発売しました。
JBBは、ステビア濃縮エキスの優れた数々の効能を科学的に学術的に追求し証明するために、1993年に東北大学農学部と共同研究を皮切りに、公的研究機関との研究を開始しました。
その後同学部の紹介で福島県立医科大学ともエイズウイルスに対する有効性の共同研究を始めました。
また、同時に愛和アレルギー研究所の本村博士にアトピー性皮膚炎への有効性について研究を依頼しました。
以来、今日まで東北大学農学部の3つの研究室で鋭意研究を重ね、ステビア濃縮エキスには非常に緑茶カテキンの6倍もの強い抗酸化活性があること、O-157・サルモネラ菌など食中毒菌を殺菌すること、アレルギーや胃潰瘍の原因物質であるヒスタミンを解毒すること、福島医大でエイズウイルスを抑制すること、など次々と解明され学会発表が行われました。
本村博士はアトピー患者への臨床試験で有効であることやアトピー治療薬ステロイドホルモン剤の有害な副作用を抑制する効果があること等明らかにされました。
また、最近ではステビア濃縮エキスがダイオキシンを96%分解するという研究結果が(株)住化分析センターの研究所で判明し、これらの研究結果を特許申請しました。
上記のような科学的・学術的な裏付けに基づき、家畜や養殖魚の成長促進・病気予防、農作物の日保ちや味/甘味の向上・農薬の分解に、ステビア濃縮エキスが大量消費されるようになりました。特に農産物は築地青果市場がステビア特設コーナーを設けてくれるほどの人気を博しています。