供与されたステビア濃縮液をろ過滅菌(0.45μm)したものを試薬として用いた。
HCVレプリコン細胞にはルシフェラーゼ蛋白とネオマイシン耐性蛋白を融合蛋白として発現するORN/C-5B/KE細胞とHCV構造蛋白も含んだ全長HCV-RNAを発現するO 細胞を用いた。
試薬を純正水で種々の濃度に希釈し、HCVレプリコン細胞に添加培養し、HCVレプリコン細胞への細胞毒性をMTT assayにて、HCV複製抑制効果をHCVルシフェラーゼ系及びreal-time PCR法で解析した。
またルシフェラーゼレポーターアッセイにより細胞内IFN誘導遺伝子発現に与えるステビア濃縮液の影響も解析した。さらにIFN単独と、ステビア濃縮液とIFN併用におけるHCV複製抑制作用の効果の比較をHCVルシフェラーゼ系で解析した。