以上の研究内容は、
米国肝臓学会(AASLD)で演題が採択され、米国消化器病学会週間(DDW2008 5/17~22:於 米国サンディエゴ市)の中で公開されました。
同じ内容が、
第44回日本肝臓学会総会(6/5~6 於:愛媛県松山市)でも報告されました。
群馬大学医学部大学院病態制御ない科学肝臓代謝内科指導教官は、
「(演題が採択されたのは)世界の肝臓学会では最も権威あるAASLDです。抄録は雑誌に載りますので、全世界の研究者が見ることになります。インパクトはあると思います」
「我々は、ステビア基礎実験における効果発現濃度がステビア飲用による血中濃度と同等であることを確認した上で、インターフェロン無効患者または何らかの理由でインターフェロンができないC型慢性肝炎の患者に対し、有効性と安全性をprimary endpoint (主評価項目)とした臨床研究を行いたい。」
と意を強くして語ってくださいました。
ステビアエキスの飲用とC型肝炎ウイルスの減少(消失)については、医療法人博心厚生会九段クリニックに於ける混合体(ステビアエキス80%、乳酸菌・酵母発酵エキス15%、その他)飲用による臨床試験が行われておりましたが、ステビアエキスによるC型肝炎ウイルス抑制のメカニズムを解析したのは群馬大学医学部の実験が初めてです。
ステビアエキスは1997年の東北大学農学部の「抗酸化性に関する研究」を皮切りに、同大での「O-157等食中毒菌殺菌作用」「抗ヒスタミン作用(アレルギー)」、福島県立医大では、「エイズ・ウイルスの抑制」「ヒトロタウイルス増殖抑制」、千葉大学大学院薬学研究院では「抗糖尿病作用(インシュリン抵抗性改善)」など数多くの公的研究機関による研究が続けられて参りました。
さらにステビアエキスの有効性の研究を重ねられ、この不思議な植物の力を人類の未来に活かされることをJBB東京ステビア研究会は、願っています。